共創:チャレンジを続ける皆さまとのDX支援について

共創:チャレンジを続ける皆さまとのDX支援について

2022年も残すところ2ヵ月弱ほどとなりました。
本年も、各業界の事業者様や商工支援機関・組合の方々、そして次世代の人材育成をけん引する教育機関の方々と、共創(コ・クリエーション)しております。

関わらせていただいたどの分野の方々も、コロナ禍で一変した生活や世界情勢の先行き不透明な状況において、この難局を好機と捉え、試行錯誤しながらチャレンジ・変革をされておられます。

今回は、事業者様のチャレンジ・変革の先導・伴走役となり、奮闘されておられる商工会様と弊社の共創の一部をご紹介させてください。

長崎市北部商工会様を中心に、西そのぎ商工会様、長崎南・東長崎・西海市商工会様、平戸市商工会様を含めた「長崎・西彼半島地区の商工支援機関」の皆様と、各地区でチャレンジしたい会員事業者様と共に、コロナ自粛の緩和で全国のバイヤー・消費者との接点が広がり始めた展示会・物産展・商談会に向けた伴走型の支援を始めています。

2022年11月09日から11月10日開催! FoodSyle九州2022
2022年11月09日から11月10日開催! FoodSyle九州2022

弊社の役割は十八番のDX支援。
長崎市北部商工会様とは2019年のコロナ前より、地域の背景から課題を話し合い、実現可能な目標を設定し、出来るところからDX化を進めています。

コロナ禍で疲弊していた地域飲食業界向けにLINEを活用した非接触型地域活性化事業を皮切りに、地元大学と連携した地域観光活性化事業にもチャレンジしてきました。(現在も継続中)

そして、2021年からは回復しつつある経済活動に合わせ、チャレンジしたい会員事業者様を応援すべく、全国の食品展示会・商談会への参加を伴走型で支援しております。

そこで、今まで手作業・紙面で行っていた商談記録や参加者アンケートをデジタル化し、迅速なデータ収集及び分析を行うことで、スピード感のある事業者支援を目指す「効率化」からスタートしました。

DX化へのステップアップ
DX化へのステップアップ

「リベンジ消費」が謳われる現在において、スピード感を持った判断・行動が成否を分ける状況は言うまでもありません。

長崎市北部商工会様のチャレンジは、意欲ある会員事業者様のビジネスを後押しすることで、下向きがちな地域社会を元気にする「けん引役」を目指しておられます。

このチャレンジに、弊社は全力で共創していく所存です。

(現在、ステップアップしたDX化プロジェクトも稼働中です。)

 


【参考】
 以下、上記チャレンジの基礎となっている考え方・行動に関するお話です。

DXの導入・活用には段階があり、一足飛びに効果を得ることはできません。

どの分野・業種のDX化においても共通ですが、初期のDXは戦術に焦点が向かいがちです。
(きっかけはそれでも良いと思います、始めないよりは。。。)
DXが経営・事業の戦略・変革となるまでには、多くの「体験」「学び」が必要となります。

一方、DXを戦術(道具)として使う皆さまは、自身の事業のプロであって、道具の活用には不慣れな状態です。
どの道具が自身の課題解決に合っているかは、使って体験するまで分かりません。
そして、道具は特定の課題を解決するために作られたものであって、万能なものではありません。

つまり、DXを始める上で重要なポイントは、
1)今どんな課題(困りごと)が目の前にあるかを整理し明確にする(見える化)
2)それをピンポイントで解決できそうな道具を調べ、短期間使ってみる(道具の評価)
3)課題の解決に合っていれば継続利用、合わなければまた別な道具を探し使う(決定・判断)

こういった試行錯誤のサイクル無しには、道具選択の段階でDXを見誤ってしまい、継続が難しい状況に陥ってしまいます。

長崎市北部商工会様とは、そのような「課題の抽出と整理」を2019年から継続的に行っています。
課題解決出来そうな道具の選定は、DX導入支援のプロである弊社と共創し、一つ一つステップアップを重ね、事業支援におけるDX活用を進めております。

どんな時代でも、変化に強いリーダー(経営者)は「目下の試行錯誤」で得た「学び」を基準に、行先を判断されておられます。
現代はその「試行錯誤」をITツールによって、手軽に行える機会が沢山用意されいる状況です。
この機会を活用しない手はありませんよね。
困難に立ち向かう方にはかならずチャンスが訪れますっ!

弊社は今後もチャレンジを続ける皆さまと共に、価値を創造してまいります。

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