2020年、支援機関「飯塚地域雇用創造協議会(福岡県飯塚市)」様との連携で、2月より事業者・求職者 向けの「ITスキル習得&ツール活用の勉強会」を開催してます。
コロナ禍の9月は、事務局運営の方々と実現方法を模索し、試験的にオンラインによる勉強会を開催させていただける運びとなりました。
この場を借りて関係各位の皆さまにお礼申し上げます。
本勉強会は、受講された全ての皆さまに、ITをご自身の課題解決や事業目標達成の「道具」または「武器」にして頂けるよう、複数回に渡り体系的にお話しております。
9月の勉強会は、後半に入り「ITをどのように各自目標達成の手段として見つけていくか」という、高いレベルのお話しにまで発展しております。
当初、参加された皆さんは、「ITスキル習得」や「ITツール活用」について、『これを知ってれば大丈夫!、売上アップ!』のような、魔法のスキルやツールを求めておられました。
(この手のセミナーではそのような期待をされ、参加される方がほとんどです💦)
しかし、ITツールはあくまで「機能」であって、課題解決の手段そのものではありません。
課題解決や目標達成の為に、どんな「ムダ・ムラ・ムリ」があるかを見つけることで、カイゼン(トヨタ方式等)箇所を見つけられます。
そして、そのカイゼン箇所に適したITツールは何だろうか?を見つけ出すことが、「ITツール活用」の入り口なんです。
「入り口?、答えじゃないの?」
はい、課題は人の数・お仕事の数だけ存在します。
つまり、自分の課題解決にピッタリ合ったITツールは存在しません。
その為、ITツールの「機能」を知って、自分の課題解決に近いものを試行錯誤で見つけていく必要があります。
なので、時間がとてもかかるんです。
「効率化のためのITツール活用なのに、時間がかかるなら本末転倒だっ」
そんなお言葉を良くいただきますし、ごもっともだと思います。
時間が無い現代社会において『時間をかけること』は、実は一番の贅沢なんだと思います。
しかし、贅沢をした分だけ、自分の課題解決・目標達成に近いITツールと出会い、「本当の意味での効率化・自動化」が進んでいきます。
そして、ご自身で練りだした「貴重な時間」で、コロナ禍でも強く生きていける手法や、オリジナリティを生み出していく。
これをコツコツ積み重ねている方は、どんな時代・場所においても、本当に強い「能力(スキル)」を発揮されております。
「コツコツ続ける」、私も苦手です。(手っ取り早く結果が欲しい💦)
でも、よく考えてみると、「好きなこと」なら続けられませんか?
寝食を惜しんでやり続けてしまうこと、皆さんありませんか?
それ、仕事に近づけられたら、辛いこと(コツコツとか)でも、乗り越えられそうですよね。
コロナ禍では「普段には無い時間」があります。
この時期にご自身の「好き・楽しい」を再発見しませんか?
そして、そこを伸ばすことで、変化に強い自分になりませんか?
ITツールはそんな皆さんの「道具」になります。
時代とともに一番変化するのもITツールです。
9月の求職者向け講習会で「ノーコード開発」についてご紹介しました。
「ノーコードの時代」e-jobブログ|飯塚地域雇用創造協議会
今後も、ITが皆さんの人生を楽しくする道具であることをお伝えしていきたいです。